2026.05.15
用語辞典
月次決算
月次決算とは?
月次決算とは、毎月の売上や経費の状況を主計・分析し、損益や財務状況を把握するための会計処理です。
年に一度の決算だけでは経営状態の変化に気付くのが遅れますが、月次決算を行う事で、資金繰りや利益状況をタイムリーに確認できます。
経営者や管理部門にとって、次の戦略や意思決定に活かす重要な指標となります。
月次決算をもっとくわしく!
月次決算は単なる数字の集計ではなく、経営判断の基礎となる情報を整えるプロセスです。
月次決算の目的
経営状況の早期把握
売上や利益の動き、経費の隔たりを確認することで、問題が大きくなる前に対策を打てます。
資金繰りの管理
現金や預金の推移を把握し、資金不足のリスクを事前に回避できます。
年度計画との比較
年間計画や予算と比較することで、目標達成度や改善ポイントを明確にできます。
月次決算の基本プロセス
ステップ1 仕訳の確定
毎月の取引を正確に仕訳として入力します。
未処理の未収入金・未払金も整理します。
ステップ2 試算表の作成
総勘定元帳から試算表を作成し、売上や費用の月次実績を確認します。
ステップ3 差異分析
予算や前年度比と比較し、増減の原因を分析します。
ステップ4 経営報告の作成
分析結果を簡潔にまとめ、経営者や管理者が次の意思決定に活かせる形にします。
月次決算のメリット
問題の早期発見
赤字や資金不足を早期に把握できる。
経営判断の迅速化
数字に基づいた意思決定が可能となります。
銀行対応の円滑化
融資や資金調達の際に最新データを提示できます。
社内意識の統一
経営層・現場の認識を数字で共有できます。
月次決算の注意点
正確なデータ入力が前提
仕訳の誤りや未処理の勘定科目があると、分析結果も誤ってしまいます。
簡易化と詳細のバランス
全ての仕訳を詳細に出すと膨大になるため、重要項目に絞って分析します。
継続的な運用
月次決算は一度やって終わりではなく、毎月継続することが効果を生みます。
