保証協会付き融資

保証協会付き融資とは?

保証協会付き融資とは、信用保証協会が「保証人」となってくれる公的な融資制度のことです。
中小企業や個人事業主が銀行からお金を借りる際、返済不能になった場合、保証協会が代わりに金融機関へ返済(代位弁済)してくれる仕組みです。

つまり、銀行にとっては、「保証協会がバックにいるために安心して貸せる融資」であり、企業にとっては「信用力が足りなくても融資を受けやすい制度」です。
創業期や赤字期でも、事業計画や将来性が評価されれば利用できるケースが多く、中小企業の資金調達の柱となっています。

保証協会付き融資をもっとくわしく!

信用保証協会は、各都道府県ごとに設置された公的機関で、中小企業の資金繰り支援を目的に運営されています。
保証協会付き融資の基本的な流れは次の通りです。

事前相談

金融機関に融資希望額や用途を相談。
必要に応じて事業計画書や財務資料を準備します。

保証申込み

金融機関を通じて保証協会に保証申込みを行います。
事業内容やや財務状況が審査され、保証の可否や保証割合が決まります。

審査・承認

金融機関と保証協会の両方で審査が行われます。
信用情報や返済能力、事業計画の妥当性などが評価されます。

融資契約・保証契約締結

金融機関との融資契約、保証協会との保証契約を締結します。
保証料の支払い方法や返済スケジュールを確定させます。

融資実行

契約完了後、融資金が事業者の口座に振り込まれます。
事業計画に沿って運転資金や設備投資に活用します。

返済管理

毎月の返済を計画的に実施。
万が一返済が滞った場合は、保証協会代位弁済を行い、事業者は保証協会に返済します。

利用時のポイント

自己資金と返済計画を明確に

保証協会が保証してくれるとはいえ、返済は事業者自身の責任です。
無理のない返済計画を立てましょう。

成長資金か運転資金かを明確に

融資の目的によって審査の重点が変わります。
設備投資や運転資金など用途を明確に示すことが重要です。

期限や保証料を把握する

保証協会の保証機関や保証料の計算方法を理解し、返済計画やキャッシュフローに反映させましょう。